皆さんは、日頃から運動をされていますか?
運動不足を解消しようと、ウォーキングやジョギング、
他にもサークルに入ってテニスをしたり。
社会人の方でも、色々な運動・スポーツが出来る社会になってきました。
もちろん、会社が忙しくて……などの理由はあるかもしれませんけどね。
そんな日ごろの運動ですが、頑張り屋さんですと、
真夏日でも継続している方がおられるかもしれません。
頑張ることが悪い事だとは思いませんし、むしろ良い事だと思います。
度が過ぎては問題ですがね。
しかし、夏場に頑張りすぎると、体を壊してしまう恐れがあります。
特に「熱中症」の一つである「熱けいれん」には、
十分注意しなければなりません。
健康のために始めた運動が、健康を害することになっては元も子もありませんからね。
そこで。
今回は「熱けいれん」の対処法についてご紹介いたします。
「熱けいれん」とは、どんな症状を引き起こすのでしょうか。
「けいれん」と言われれば、腕や足がプルプルと小刻みに震える様子がイメージできるかもしれません。
まさしくその通りで、血液中の塩分濃度が低下したことにより、
体が震えるのです。
筋肉痛や手足がつる症状なども、「熱けいれん」に分類されます。
この「熱けいれん」ですが、対処法はスポーツドリンクをこまめに飲むこと。
血液中の塩分濃度が下がっているので、
水を飲むのではなく、0.9%の食塩水を飲むことです。
「0.9%の食塩水」というのは、生理食塩水と同程度の効果が期待できる水になります。
生理食塩水とは、体に染み込みやすい塩分濃度の水です。
運動によって失った塩分を取り戻すためにも、
素早く体に浸透する水が効果的なのです。
しかし、自分が発症した時に食塩水を作っている余裕があるのでしょうか。
恐らく、無いと思いますし、震えた手で分量を間違える可能性もあります。
ですから、手軽なスポーツドリンクを飲むように心がけましょう。
何事も、日頃の準備が大切なのです。