クリスマスにチキンを食べるのはなぜ?

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そもそもクリスマスはキリストの生誕を祝うものとして世界で認識されているわけですが、キリストの生誕にクリスマスもチキンもなんの関わりもありません。

聖書のどこにも実はクリスマスにキリストが生まれたという記述もなく西暦325年に教皇ユリウス一世は12月25日を誕生日だと布告したことが始まりでそれ以降降誕祭として祝うようになったという話です。
ではなぜクリスマスにチキンを食べるのか??という事ですが他の国ではどうでしょう?
アメリカなどでは七面鳥(ターキー)を食べます。
イギリスはローストビーフ
フランスはうさぎの肉やミンスパイ
スウェーデンは鱈や鮭
となっていて、実は世界でみても統一されているワケではないんですね。
つまり降誕祭や他の祝い事の時に出す「良い食事」や「ごちそう」が上のような食事だということです。
その食べ物自体には宗教的意味合いはなく、その当時の環境や時代背景によって、その祝いの席の食べ物が決まってくるのです。

ではなぜ日本ではチキンなのでしょうか?

皆さんが想像するチキンは、どんなチキンですか?
クリスマスバーレル・・・と聞くと何を思い出しますか?
おそらく、多くの方が「ケンタッキー」を思い出すでしょう。
日本では七面鳥は手に入らないことからケンタッキーのチキンでクリスマスを祝おうと思うと来店された海外の方をヒントに、なんとケンタッキーがクリスマスにはチキン、を定着させたのです。
1973年ごろにはパーティーバーレルを売り出し、特別感と子供にとってのごちそう、そして欧米風なクリスマスを祝うという行為に日本人は乗っかりついにはクリスマスはチキン!という定番になるまでになったのです。
ちなみにクリスマスのチキンが1973年に対し、クリスマスケーキは1922年から不二家が始めたことで、クリスマスケーキの方が歴史が深いですね。
ここで豆知識ですが、旧約聖書(キリスト降誕前)のレビ記には
食べていいものと、穢れているため食べてはいけないものと分けているのですが
以下 旧約聖書 レビ記11章2-22節を聖書から転用しますと

2・イスラエルの民に告げてこう言いなさい。地上のあらゆる動物(どうぶつ)のうちで、あなたたちの食べてよい生き物は、
3・ひづめが分かれ、完全に割れており、しかも反すうするものである。
4・従って反すうするだけか、あるいは、ひづめが分かれただけの生き物は食べてはならない。らくだは反すうするが、ひづめが分かれていないから、汚れたものである。
5・岩狸は反すうするが、ひづめが分かれていないから、汚れたものである。
6・野兎も反すうするが、ひづめが分かれていないから、汚れたものである。
7・いのししはひづめが分かれ、完全に割れているが、全く反すうしないから、汚れたものである。
8・これらの動物の肉を食べてはならない。死骸に触れてはならない。これらは汚れたものである。
9・水中の魚類のうち、ひれ、うろこのあるものは、海のものでも、川のものでもすべて食べてよい。
10・しかしひれやうろこのないものは、海のものでも、川のものでも、水に群がるものでも、水の中の生き物はすべて汚らわしいものである。
11・これらは汚らわしいものであり、その肉を食べてはならない。死骸は汚らわしいものとして扱え。
12・水の中にいてひれやうろこのないものは、すべて汚らわしいものである。
13・鳥類のうちで、次のものは汚らわしいものとして扱え。食べてはならない。それらは汚らわしいものである。禿鷲、ひげ鷲、黒禿鷲、
14・鳶、隼の類、
15・烏の類、
16・鷲みみずく、小みみずく、虎ふずく、鷹の類、17森ふくろう、魚みみずく、大このはずく、
18・小きんめふくろう、このはずく、みさご、
19・こうのとり、青鷺の類、やつがしら鳥、こうもり。
20・羽があり、四本の足で動き、群れを成す昆虫はすべて汚らわしいものである。
21・ただし羽があり、四本の足で動き、群れを成すもののうちで、地面を跳躍するのに適した後ろ肢を持つものは食べてよい。
22・すなわち、いなごの類、羽ながいなごの類、大いなごの類、小いなごの類は食べてよい。23しかし、これ以外で羽があり、四本の足をもち、群れを成す昆虫はすべて汚らわしいものである。

となっていて、意外とダメなものが多いですね。
鶏の肉はこのけがれたものに当てはまらないので、聖書的な食べていいものとして捉えられますね。
そう思えば、クリスマスがたとえケンタッキーの商売上手な戦略だったとしても、クリスマスにチキンはいいんじゃないのかなと思えますね!
なんとなくすでに定番化しているクリスマスのチキンですが、それはそれで美味しく楽しくいただきましょう!
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