猫は比較的に飼いやすい動物でもあります。
犬よりもトイレのしつけもしやすく、散歩に行く必要もないため割と楽と感じることでしょう。
しかし猫も大切な家族。
どんなポイントを押さえておくといいかチェックしておきましょう。
1・猫は清潔好き
猫はトイレが汚れていたりすると別のところにトイレをすることがあります。
また部屋の隅っこや暗めなところの方が落ち着いてトイレができるようです。
また、綺麗にしようと思うあまりに砂や抗菌チップを全部綺麗にして取り替えてしまうこともありますが、自分の匂いがしないこともまた不安になってしまい、別の場所にしてしまうこともありますので、いっぺんに全部かえるのではなく、半分変えて半分残すなどにしたり、普段からこまめに掃除をしてあげることでトイレへのストレスがなくなります。
2・猫にはお水が大切
猫にとって水分補給はかなり重要です。
水分不足になると熱中症をおこしたり、腎臓に負担がかかることも。
なのでできるだけお水はキレイなものを用意してあげましょう。
今は電源を入れると流動して綺麗なお水に循環してくれるアイテムもあるのでそういったもので常に水には気を付けましょう。
3・毛玉ケアをしておくこと
品種によっては毛先が長い猫もいます。
猫はキレイ好きなので割とよく毛づくろいをしています。
同時に毛も食べてしまって、毛玉を吐く原因にもなります。
特に毛の生え変わりの季節は毛が沢山落ちているためわかると思いますが、その毛玉を排出させるために毛玉ケアの食品をあげておくといいですね。
4・爪とぎを柱などでさせないために
猫の爪とぎは時にやってほしくない場所でも行われます。
その猫の好きな素材での爪とぎが見つかるのが一番ですが、そのほかに出来ることは、爪を切ってあげること。
爪とぎしてほしくない部分にかけるスプレーをかけるなどの対処はできますが、必ずしも爪とぎをしなくなるというわけではありません。
様々な工夫が必要になりますが、家を傷つけないために色々試してみましょう。
5・猫のしつけは猫を守るため
子猫から飼える場合にはチャンスです。
しつけの部分は子猫の時にきちんとしておくと後が楽になります。
例えば人の食べ物は食べない、などのしつけも、小さな頃にしておくことでかなりできる猫もいます。
大きな音に敏感な猫には、いけないことをした場合、手を叩いて大きな音をだし、ダメ!を根気よく伝えましょう。
中にはなかなか食に興味がありすぎて我慢できない子もいるのですが、食べるものには気を付けてあげた方がいいでしょう。
特に猫が食べてはいけないものには、タマネギ、長ネギ、ニラ、ワケギ、らっきょう、アサツキ、ニンニクがあり、溶血性貧血を起こす原因になります。
ネギ中毒を起こしてしまうと血尿がでたり、嘔吐や下痢、黄疸、ふらつき、頻脈などが現れます。
子猫や高齢猫の体調によっては、重度の貧血に陥ったり死んでしまうことも。
可愛いからといって人の食べているものは与えないようにしましょう。
それが猫のためでもあり、猫のしつけとして重要です。
甘やかしは一歩間違えれば虐待にもなりかねます。
他に食べてはいけないものには、イカ・タコ・アワビ・チョコーレート・カフェイン類の飲み物・魚の骨香辛料・アルコール・人用のお薬など、様々気を付けるべきものがあります。
基本的に人の食べ物は与えず、キャットフードなどの猫用の食べ物にしてあげましょう。
どうしてもあげたい場合には、塩分濃度や小骨などに気を付けて少量で与えれば良いでしょう。
ただしその部分に関しては自己責任ですので、猫の健康に気を付ける場合にはやはり猫用。といえます。
6・室内での運動不足にさせないこと、室内の事故をさけること
猫も運動不足などはストレスや肥満の元。
キャットタワーや段差などを使って猫の動けるスぺースを上下左右に作ってあげましょう。
特に夜中の大運動会は日中の運動不足が原因になることも。
もちろん夜行性の部分がそうさせることもあります。
その場合には、猫が好きに動けるスペースが必要になりますので、家の中でもたくさん動けるように工夫してあげましょう。
しかし猫が動き回る時に気を付けたいのが事故。
お湯の貼ってあるお風呂場が開いていて飛び込んでしまったり、台所に置いてあったレジ袋を食べてしまったりしないように、入ってほしくない場所、猫にとって危険な可能性のあるところは、きちんと扉を閉めておくようにしましょう。
○まとめ○
猫は可愛い動物ですよね。
私も生まれてからずっと猫のいる生活をしています。
唯一、一人暮らしをしていた2年間は猫もいませんでしたが、ついに猫がいないことに耐えられなくなり飼うことにしてしまいました。
家族がいれば誰かしらが見てくれるのでそういった点においては安心できますが、一人暮らしともなると長い時間一人きりにさせるのは心配なもの。
地域によってはペットシッターを呼ぶこともできますし、友達に少しの間見てもらう事も出来ます。
心配し過ぎだったかもしれませんが、それだけ大切に育てていたということでもあります。
今は引っ越して田舎なので、外を駆け回っているのでだいぶ野性的になってしまいましたが、やはり室内だけでなく外の世界はストレス発散になるようで、以前に比べると夜中の大運動会をしたり、わざと噛むことはなくなり、落ち着いていることからも。
本当は自由にしたかったんだなと痛感するこの頃です。
室内飼いにする人は是非たくさん動けるスペースをつくって遊んであげてくださいね。