新年を祝うおせち料理ですが、
その料理の1つ1つに意味が込められているのは御存知ですよね?
私も子供のころに何度かおせち料理の意味について、
教えてもらったことはあったのですが、
今はすっかり忘れてしまいました・・・
そこで少し気になったので、おせち料理の由来と意味について調べてみました。
おせち料理の言葉の由来は?
おせち料理と言う言葉は、元々は節句から来た言葉のようです。
節句とは、桃の節句(3月3日)や端午の節句(5月5日)などがあります。
その節句の日に神様に料理をお供えしていたのですが、
その中でも一番重要であった正月の年神様にお供えする料理
にのみ限定しておせち料理と呼ぶようになったようです。
次は、料理の意味について調べてみました。
昆布巻きの意味は?
昆布はゴロ合わせ!?で喜ぶ、巻きは結ぶという意味で、
めでたい食べ物という意味があります。
海老の意味は?
これは「老」の字に長寿の意味が込められています。
また、背中が曲がるほど長生きで元気でいてほしいという
願いもこめられています。
黒豆の意味は?
これは、ゴロあわせで、まめ(健康、勤勉)に暮らせるようにという意味があります。
また、黒い色には悪しきものを退けるという意味もあります。
数の子の意味は?
にしんの子どもで、一尾の卵が数万粒もあることから、
子孫繁栄の願いが込められていると言われています。
蓮根の意味は?
たくさんの穴があいていることから、
将来の見通しが効くとの縁起がかつがれているようです。
かまぼこの意味は?
赤は魔除けで、白は清浄(ショウジョウ){清らかで汚れのないこと}のシンボルカラーですね。
伊達巻の意味は?
昔の巻物の形に似ていることから、
文化や教養の発展を願っていると言われています。
まとめ
おせち料理には、「今年一年家族が健康で無事に暮らせるように!」という、
願いが込められて作られています。
一つ一つのおせち料理の意味を理解し、
先祖や、料理してくれた両親、料理人に感謝しながらいただくと、
よりいっそう充実した1年を過ごせるのではないのでしょうか。